カテゴリー: 猫の気持ち・行動

「1日15時間眠る」地球でいちばん賢い生き物

2019-03-06 14:58:47

ネコのスケジュール帳には3つの予定しかない

ネコの生活はシンプルです。1年のほとんどに時期において、ネコのスケジュール帳には3つの予定しか記されてません。「遊ぶ」「ごはん」そして「寝る」です。

このうちもっとも時間をかけている行為が「寝る」であることは、ネコにお仕えしてる人には一目瞭然。ふつうのネコは、だいたい1日のうち15時間以上眠っているのです。

1日のおよそ3分の2。なんとうらやましい。これが子ネコや老ネコになると20時間以上眠ります。

同じ動物でも、たとえばウシやウマが1日2〜3時間しか寝ないことを考えると、ネコって神さまにエコヒイキされている動物なんだよなぁと思いますね。

実はネコが寝ていられて、ウシやウマがそうはいかないのは、彼らの食生活と深い関係があります。

ご存知のようにウシやウマがそうはいかないのは、彼らの食生活と深い関係があります。ご存知のようにウシなどは完全な菜食主義者、草食動物です。

カロリーの低い草を食べているウシやウマは、しじゅう食べていないと生命を維持できません。

それに比べて肉食動物であるネコは、カロリーの高いエサを一度とれば、あとは寝ていて大丈夫。むしろ寝ることでエネルギーの消費をおさえて、一度の食事を腹もちさせているという合理主義的な面もあるのです。

猫はサボる天才だった

こんな、しょっちゅう寝ているネコですが、よく観察してみると、お天気が悪い日にはさらにいつもよりもたくさん寝ていることがわかります。雨の日なんか、ほとんど寝っぱなし状態。これは、まだ自活していた野生のご先祖様から譲り受けた本能のなせる技だという説が有力。雨の日はエサとなる小動物もあまり動きまわらず、狩の成果も上がりにくい。「労多くして実りなしなら、いっそ寝ていてエネルギーのムダづかいをさけよう」という、こんな、会社をサボる言い訳みたいな本能なんだとか。

 

どんなに天気が悪かろうとも、毎日満員電車に揺られて会社や学校にいかねばならない私たちからすると、自分のお気に入りの場所で好きなだけ寝ていられるネコが本当に羨ましくなります。

でも、うらやましいからといって、眠っているネコをムリヤリ起こすのはやめましょう。無理に起こしたりすれば、ネコのご機嫌を損ねて嫌われるのがオチ。何の得もありません。せいぜい、「次に生まれ変わるときには、ネコに生まれ変われますように」と祈りながら、気持ち良さそうに寝ているネコを横目に雨の街に出勤していくのが私たちの運命なのです。

起こさないでね。ネコが夢を見ているときに見分け方

寝ているネコを見ていると、たまに耳や目がピクピクと動いたり、手足(足足?)をもぞもぞ動かしていたりします。中には「ウニャウニャ」寝言を言うネコも。

夢でも見ているようですが、実はその通り。ネコだってちゃんと夢を見るのです。

ネコの睡眠は「うたたね」「浅い睡眠」「深い睡眠」が繰り返されるというサイクルになっています。ネコの1日の睡眠時間は約15時間ですが、このうち4分の3は「うたたね」だと言われています。つまり、ちゃんと眠っているのは残りの約4時間。このうち、30~60分の「浅い睡眠」にはさまれた6~7分の「深い睡眠」が「REM睡眠」と呼ばれるネコのドリームタイム。起こしてもなかなか起きないのがこのときで、夢を見ているときは熟睡モードに入っているんです。REM睡眠のとき体は休んでいますが、脳は目覚めているときと同じ脳波を示します。このことから、夢を見ているときは1日の記憶を整理したり、学習の復習をしていると考えられています。

こうなると、このとき見ている夢を知りたくなるのが人情ですが、それはネコたちだけでも、ネコの表情や仕草を観察してみると、なんとなくどんな夢かは想像つきますよね。

たいていは幸せそうな、これ以上ないほど気楽な表情をしています。つまりネコの夢は「ごはんを食べている夢」か「ごはんを捕まえている夢」のどっちかだと思ってまちがいないでしょう。ちなみに、うたたねモードのネコは常にスタンバイ状態なので、気になる気配や物音がすれば、すぐに起きます。だからこそ、4時間の熟睡時間はとっても重要。熟睡できない環境にいるネコはだんだんやつれていきます。ゆっくり眠らせてあげましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ネコの睡眠のメカニズムを詳しく説明してみました。見た目はのんびりとしていて何も考えていないように見えますが、じつはとても賢い生き方をしている動物だということがお分かり頂けたと思います。

気持ち良さそうに寝ている姿を見かけたら構ってあげようとせず、そっと見守ってあげましょう。マイペースなネコですから、適度な距離感が大事です。

まだまだ未知なことがたくさんあると思いますが、素敵なネコライフを送っていきましょう。


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